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ProーJect USB ヘッドフォンアンプ 使ってみました

Pro-Ject Head Box S USB なる製品を使ってみました。購入目的は会社のPCで映像編集時のサウンドのアップグレード用。
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USB入力とRCAの入力を同時につなげて、右側の黒いスイッチで切り替えられます。 左の黒いスイッチは電源スイッチ。 USB1.1のバスパワーで動くかと思ったらDC18VのACアダプタが必要とのこと。
 PCとの接続は付属のコードで単純にUSB2.0に繋げばOSの標準ドライバーで動作します。チェックしたOSはWindows10(64bit) USB入力は右のスイッチを押して2番側のランプがつくようにすると音が出ます。当初、音が出なくて???と焦ってみたんですが、単に切り替えていなかっただけと…

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オーストリア・ウィーンのドイツ語をしゃべりだしそうな製品は初めてですね。最近のUSBの機器側の端子がほとんどマイクロUSBになってきていて、久しぶりご登場のミニUSB,マイクロUSBよりしっかり刺さるので小型の端子としてよくできていると思うんですけど、時代の流れには逆らえず、そのうちtype-C だらけになっていくんでしょうね。

 購入価格は5900円(税込み)一応新品。(箱汚れありぐらい?)格安でしたね。ちょっぴりググったら3万円台で販売されているようなのでちょっとだけ驚きました。筐体の重量も見た目以上にずっしりとしていてデスクに置いた時の安定感はばっちりです。

 さて音質チェック。うちのリファレンスは Rolandの Quad-Capture Usb2.0のインターフェイスです。 ヘッドフォンはSONYのMDR-7506 です。

 そうですねぇ、Quad-Captureのほうが分解能が高く、オケの演奏している背後のノイズの情景も分離して聞き取れます。ピアノソロは、ピアノの玄がビーーーンと引っ張られているところからずしんと音が出てきているような感じ。低温の分解能も良好。Head Box S USBは今一つ安定感がなく、ピアノソロでは倍音が不足している感じ。背後のノイズも分離されず、ごちゃごちゃしているようです。ソステヌートペダルを踏んだ時にピアノの玄とダンパーがこすれる音が聞こえてきますが、Quad-Captureだとちゃんと演奏時に聞こえてくる音の感覚で、Head Box S USBではドラムのスネアをブラシでこすっているようなノイズ風になってました。

 まあ5900円だったのでノイズも載ってなくて無音時のノイズもまあ許容レベル、PCのしょぼいオンボードサウンドよりはだいぶ良いかな?という評価。おしごとで使ってもオンボードサウンドを使うよりは確実に良くなりそうなので採用決定!!

 さて、こんな聞き比べを始めるとならば、超高級なUSB DAC、ヘッドフォンアンプだったらどう聞こえるの?って知りたくなりますね。買う余力はないけどね。。。



by gontamaru48 | 2018-09-01 16:17 | Trackback | Comments(0)