RATOC のHDDケース その2
組み立てたのでとりあえず速度の計測を。
まず、組み込んだHDD、元はPCに内蔵していました。マザーがもう4年近く使っている LGA775のGIGABYTE EP35-DS3R / CPU Core2Quad 9550 / MEM 8GB HDDを6台内蔵していました。 接続していたポートがGIGABYTEの追加チップ側で RAID0構成。そこから2台取り出したので現在は4台内蔵。

内蔵ポート接続なので接続は安定してますが、速度的には2台でRAID0にした意味があまりない感じ。 シングルドライブの2割増し程度しか速度が出ていません。 接続してみてがっかりした覚えが。
Edius6 でビデオ編集のワークディスクなのでとにかく読み出しが早いほうがマルチトラック編集時に有利です。CPUパワーがやや不足気味なためその分ディスクの速度はさらに重要ですね。
では本題の RATOCのRAID対応 USB3.0ケースの RAID0設定の状況は、

という具合に、読み出し速度が大幅に改善です。 この速度ならドライブを持ち出して他のマシンで編集するとしても十分やっていけますね。 筐体もコンパクトですし、満足できる値だと思います。USB3.0の実力が出ています。M/BのPCIe x1のスロトがGen1なのでどう頑張っても200MBオーバーは無理そうです。Gen2対応のカードとマザーなら5Gbitの規格値までサポートできますから、そうなったら実質300~400MB程度までは流せると思うので、もっと速度が出るかもしれません。
4Kなどの小さいサイズは若干苦手っぽい感じです。
ビデオ編集時は書き込みよりも読み出し速度が重要なのでこの速度ならビデオ編集用にお勧めできますね。可搬性もいいので出先でノートPCでの編集などもできそうです。ただRAID0なので1台の故障でデータが飛びますのでBackupはちゃんととっておく必要があります。 撮影データは1回バックアップして、Projectファイルを適時Backupしておけば万全ですね。
ちなみにこのRAIDケースをUSB2.0につないでみました。

USB2.0としてはシーケンシャル40MBを超えてますので十分な速度が出ていると思いますが、USB3.0との速度差は歴然としてますので、これからどんどん普及するであろうUSB3.0での接続が最適です。
まあどこにでもあるUSB2.0ポートに繋げばとりあえず中身が見れるというのが重要ですのでUSB3.0のポートがまだなくても後で速度UPできる楽しみがあるというおいしい状態とも言えそうです。
2011年11月23日
マザーを Z68系に換えたのでもう一度計測。 CPUは i7-2700k 定格動作。memory 16GBです。USB3.0のポートはオンボードのもの。
多分早くなると思ってたんですがホント速くなった。80Mも速くなるとは。。。

by gontamaru48 | 2011-08-17 13:08 | HDD関連 | Trackback | Comments(0)