Edius とマルチチャンネルオーディオ 5.1chのワナ

EdiusのProject設定の中の「音声プリセット」では、以下の設定が選べます。

 ・48KHz 2ch
 ・48KHz 4ch
 ・48KHz 8ch

まだ低サンプリングレートのものもありますけど通常は48KHzサンプリングを選んでいるのではないでしょうか。プリセット作成時にチャンネル数を何チャンネルに設定するのか特に理解していなかったためデフォルトのままほったらかしになっていました。

最近MP4での出力が多くなって音声はAACで圧縮されるようになりちょっと問題が発生。編集時はLRチャンネルともに均等に鳴っていて、センターにあったはずの音がなぜかやや左後方から聞こえてきます。なぜ????

しばらく解決できずにほったらかし(ズボラだぁ)ておいたんですが、最終出力ではやはりまずいのでは?という事で調査開始。

まず、出力されたMP4ファイルを調べるとオーディオがAACの384K、6ch で出力されていました。プロジェクト設定をみると8ch設定になっていました。そういえばオーディオのチャンネルマップというのがあったことを思い出して調べてみたらすべての音声トラックがステレオでch1,ch2 へ割り当てられていました。
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ということは、出力されたファイルの3~6ch には音が入っていないことになります。プロジェクト設定では8chでも出力されると6chになっているのはいまひとつ???ですが、この件は後で調査することにして、6chということは5.1chサラウンド出力になっているということだと理解しました。
この5.1chサラウンドで1,2chだけの音が鳴っているとセンターの音声がやや左後方にずれて聞こえてくるということはチャンネルの割り当てが怪しい? ”チャンネルマップ”で検索してみると出てきました。5.1chサラウンドの出力とチャンネルマップは一定ではなく、出力形式がちがうと変化してしまうらしいということが判明。

channel AC3WAVAAC
1ch FrontLeftFrontLeftFrontCenter
2ch FrontCenterFrontRightFrontLeft
3ch FrontRightFrontCenterFrontRight
4ch RearLeftLFERearLeft
5ch RearRightRearLeftRearRight
6ch LFERearRightLFE

AACで5.1chの6チャンネル出力時の1,2chはCenterとLeftにり当てられていたため音がずれて聞こえたことが判明。ならば6ch出力で2,3chにLRを割り当てればセンターの音は正しくセンターから聞こえてくるはず、という事でチャンネルマップをLR1,2ch設定だったのをLR2,3chに変更して再度実験してみました。やっと期待通りセンターの音はセンターから聞こえてきました。ch1だけに音を入れればたぶんちゃんと中央から聞こえてくるはずではありますが…。 それにしても出力形式ごとにバラバラですねぇ。2chは形式が違うと送り先のチャンネルが変化してしまいます;; 一番大事なFront LR がバラバラなのがいちばんの困りもの。。。

以前5.1chで作成された某テレビ番組の音声を解析したときのチャンネルマップはWAV形式での並び順だったのを覚えていてチャンネルマップは規格化されていて1,2chはかならずLRになるものとばかり思っていた私があほでした。


今まで音声のプリセットについてちゃんと理解していなくてほったらかしだったのが問題の始まりのようです。2chステレオでの出力が最終出力になるのであればプリセットも最初から2ch設定にして出力ファイルも2ch出力になるようにしておけば事故を未然に防げます。またファイルへの出力時に [16bit/2ch で出力する]の項目にチェックを入れれば誤って6chで出力してしまうことも無くなります。


5.1chサラウンドの音声制作はこれからチャレンジしてみたい項目です。4chで録音して5.1chへ変換できるソフトがあるそうなのでまず素材を用意してこの変換あたりからチャレンジしてみましょう。ただ、まともに5.1chサラウンドを再生できる環境を持っていないのも問題ですねぇ。。。マイクロフォン、レコーダーともにさらに準備しなくては・・・。



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by gontamaru48 | 2014-06-25 10:07 | Edius | Comments(0)